Posted on 2011 under 様々なうつ病 |
22
12月
うつ病は出産後の女性がかかりやすい病気でもあります。
最近の研究によると、うつ病のメカニズムにホルモンが関係していることが分かって来ているのですが、考えてみれば出産前後の女性はホルモンバランスが乱れていますね。
このことからも、産後の女性がうつ病にかかりやすいのは納得がいきます。
産後変化するのは、ホルモンバランスや体機能の変化といった、体に関することばかりではありません。
生活面では育児を始めとした生活習慣や、家庭によっては人間関係など、様々なことで変化が生じます。
ホルモンバランスの乱れに加えて、生活習慣の変化やそれによるストレスがあるとなっては、うつ病にかかるのも無理はない話です。
ですが、これを単なる産後うつだと軽く見てはいけません。
時折見かける幼児虐待の痛ましいニュース、これらの原因はそのほとんどが産後うつだという説があるのです。
虐待なんてニュースを見かけると誰もが親失格だなんて考えますが、その人だってもともと虐待するような人ではなかったはず。
性格が変わってしまったわけでもなく、産後うつによって心のコントロールができなくなったのだと考えられます。
産後うつは決して一時的な軽い変化ではありません。
母親自身だけでなく、赤ちゃんにまで影響しかねない重大な病気なのです。
これからお母さんになろうとしている人は、その周囲の方々は、ぜひともその危険性を知って、お母さんがうつ病になってしまわないよう気遣ってあげてください。
Posted on 2011 under 様々なうつ病 |
9
8月
最近話題になっているのが新型うつです。
これまでのうつ病には当てはまらないタイプのうつ病で明確な定義や根拠があるわけではないのですが、これまでのうつ病とは若干イメージの異なるタイプのうつ病です。
どのような感じかというと休職中であるにもかかわらず、海外旅行に出かけたり自分の趣味活動には積極的、うつ病だけど自責感に乏しく何かと会社とトラブルを起こす社員といったようなタイプだそうです。
うつ病といえば抑うつ症状や自責感や罪悪感が強く、何にも気力がわかないといった症状をイメージすると思います。
だけど最近では仕事中だけうつになる、求職中なのに趣味活動は活発、そして自分はうつ病だと公言することに抵抗をかんじないといったケースが多いようです。
こうした一般的なうつ病のイメージに当てはまないタイプを便宜上新型うつと呼ぶ場合も増えたようです。
このようなケースが増えてきた背景には精神的に未熟な人が増えてきたことと無関係ではないと思います。
人と人との関係は鏡だという人もいるので相手に問題があるのであれば相手だけでなく自分にも反映している部分があると思ってもよいかもしれません。
震災のあとガイガーカウンターで放射能のレベルに敏感になったりといった毎日を送っていてうつ病になったという人もいました。
こうした社会や企業の問題を映し出す鏡なのかもしれませんね。
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Posted on 2011 under うつとは, 様々なうつ病 |
31
3月
「うつ病」と聞くと、心の病を抱えている大変な人だという印象を受けてしまう人も多いと思いますが、確かにうつ病は重症化すれば自殺願望などが出てきたりしてかなり深刻な心の病です。
ですが、軽いうつ症状を持っている人って意外に多いんですよ。
もしかしたら自分はうつなのかも?と自覚できているうちは大丈夫という人がいますが、決して大丈夫なんかではありません。
ちょっとうつ気味だという段階でも、早めに診察してカウンセリングなどを受けていれば、重症化しないケースも多くあるのです。
うつ病を未然に防ぐためにも、ちょっとストレスが溜まっているなと感じた場合はなるべく早めに発散させることが大事だと言えます。また、周りの目を気にせず、たまには自分を甘やかしてあげる日を作ることも大事なことなんですよ。
症状としては「気力や意欲がなくなる」とか「怒りっぽくなった(=自分の感情等をコントロールできない)」とか、突然不安になる」などがあげられます。
もちろん人によって症状は違うので、一概に「こうだからあなたは鬱です」とは言えませんが、可能性はあると判断して早めに病院にかかるという行動は非常にいいことだと言えます。
専用サーバに詳しい友人は、なぜか会社で周りから辛くあたられることが増えていき、そのせいなのか仕事が嫌になり、休みの日でもダビングしている最中なのに、なぜか突然涙がでてきたり、いつもならできていたことができなくなったりしてうつ病が発覚したそうです。
そう言う何もできない自分に腹が立つこともあるでしょうけど、そこを気にしていたら更に気持ちの悪循環に陥ってしまうので、無理だけはしないように心掛けることが大事です。
Posted on 2010 under 治療法 |
29
11月
うつ病について研究されているようですが、原因としては脳の科学物質の活動の乱れだといわれています。
脳というのは絶えず働いており、脳の中ではいつも科学物質が作られています。
その物質の分泌により電気も起こるのですが、この活動により体というのは動き、感覚というものが生れ、喜びや悲しみ、そして体の調子などを感じるようになっているのです。
ただその活動が乱れると健康な時とは違った苦しみを感じてしまうようになるようです。
だけどその乱れなんですが、根本的となる問題は今もまだ解明されておりません。
ストレスが引き金となったり、悲しいことが引き金となることもありますし、何もきっかけなんてないのにうつ病になってしまうこともあるそうです。遺伝も関係しているとのことです。
クラウドにつかうデータセンターのことに詳しい友人なのですが、一時期仕事のストレスからうつ病になり仕事を休業していました。
今では治り前のように仕事をしているのですが、自分の親もうつ病になり一時期大変だったといっていました。
うつ病は苦しい病気っですが、うつ病で起こる脳内の不調というのは医学的にも治療できるものです。
諦めずにしっかり治療しましょうね。
Posted on 2010 under 様々なうつ病 |
10
6月
一般にうつ病になりやすい性格というのがあります。
真面目な人がうつ病にかかりやすいといわれています。
信頼感の強く、勤勉な人が多いみたいですね。
まじめな人ほどストレスを受けやすい傾向があります。周りの期待にこたえたい、頼まれたら断れないといった自分の能力以上のことを要求されて、それでもなんとかしようとしてストレスを貯めてしまうために、出来ないときには自分をせめてしまい悪循環におちいってしまうものです。
一般に良い性格と呼ばれている性格なのですが、責任感が強いため自分にプレッシャーがかってしまうのですね。
ですが、うつ病を予防する為にも性格を変えようとすることはあまりよくありません。
変えようとすることで、それがストレスになってしまうことがあるからです。
ですので、無理に性格を変えようとはせずに自分はこういう性格なんだと受け入れることが大事になります。
そうして、うまいストレスの回避方法を考えてみてはいかがでしょうか。
ですが、このような性格はなりやすいといだけであって、絶対うつ病になるというものではありませんので、あまり考え過ぎないことも大切ですよ。
友人にテレワークを
しているこのような真面目で勤勉な人がいるのですが、自分の性格を分かった上で自分にあったストレス解消法を行っています。普段は仕事でも真面目でストレ
スがたまるのを自分で分かっているので、休日になると自然と触れ合ったりして1週間のストレスを解消しているそうですよ。先日は中洞牧場にいって来たなんて話ていましたしね。
自分にあったストレス解消法などを探してみて、うつ病にならないようにしてみてはいかがでしょうか。
Posted on 2010 under 様々なうつ病 |
19
1月
身近にうつ病にかかった人がいると、どう接したら良いかわからなくなる人も多いと思います。
早くなんとかなってほしいと願いますが、うつ病の人に言ってはいけないのは、「励ますこと」なんです。
「辛いと思うけどがんばってね」なんて言葉は余計にうつ病の人を苦しめるのです。
鬱になると生活全般にやる気が失われます。
これは性格や精神の弱さではなくて、病気の症状なのです。それでその人を責めることは間違っているのです。うつ病になって、その人が変わってしまったと思うのも違います。病気が治れば症状もきえます。
うつ病になると、今までと変わってしまいどう接したらよいかわからなくなり、病気だからといっても困った言動に悩むと思います。
だけど、相手の話をよく聞き、相手の感情をよくくみ取ってあげましょう。
自分が味方だということを伝え、良くなるまでは時間がかかりますが忍耐をもって接する覚悟を持ちましょう。
相手の言動にいら立ちを覚えることもあると思いますが、出来るだけ自分の感情をコントロールできるようにしましょう。
励ます言葉は厳禁といいましたが、希望を与え不安や絶望を和らげる接し方は大事です。
Posted on 2009 under 治療法 |
23
7月
今までの医学は、理論や経験、あるいは権威者の判断に頼っていた部分が多くあり、必ずしも「根拠に基づいた医療」が確立されていないことが問題となっています。出来るだけ客観的な疫学的観察や実験を根拠として、良心的に、明確に、分別を持って、最新最良の医学知見を用いて患者と一緒に治療の方針を決めていくことを今後の課題としています。
この「根拠に基づいた医療」の重要性は精神医学の分野においても注目されています。治療への介入とその結果の因果を数値で表すことの出来る生体データを主として明確にし、治療介入を実施することの有効性を評価していくのです。ただ数値で表すことは、精神科の領域では難しいことが多いのが実際で、重症度を測る評価スケールの点数や、入院期間、自殺の有無などを、治療結果を表す客観的データとして用いています。
【うつ病の評価に用いられる評価尺度】
◆ハミルトンうつ病評価尺度(HAM-D)
◆ベックうつ評価尺度(BDI)
◆モンゴメリー・アズバーグうつ病評価尺度(MADRS)など
Posted on 2009 under 様々なうつ病 |
15
7月
うつ状態を分類する方法は大きく分けて2つあります。
まず症状の重症度から区分する分類方法として“ある程度症状の重い大うつ病”と“軽いうつ状態は続く気分変調症”に障害を分けています。
2つめは、古典的な分類でうつ病の成因からの区分があります。“心理的に引き起こされている理由が明確でない内因性うつ病”(狭義の「うつ病」)と、“心理的に引き起こされている理由が特定できる心因性うつ病”(狭義の「適応障害」)の2分法です。
症状が重症であるかそうでないかで判断する分類方法は、客観的に観察することで研究には適しています。しかし心理的に引き起こされている理由が特定できる場合は、その原因となる環境を見直すことで元気になれる可能性を多く秘めています。ですので、こちらの評価も欠かすことはできません。
今の症状を良くするには何をすべきか、何ができるのかを明確にし、完全な治癒、もしくはその症状と上手に付き合っていけるようにすることが治療における大切なポイントではないかと思います。
Posted on 2009 under 治療法 |
3
6月
児童期(12歳未満)や思春期(12歳〜17歳)でうつ病を発症している子供達が増えているなか、投薬治療と並んで効果が期待され重要視されているのが、箱庭療法や遊戯療法です。
【箱庭療法の手順】
箱庭療法を実施する部屋にはセラピストが用意した色んな道具があります。縦57cm×横72cm×高さ7cmの箱の中に砂を入れ、用意された道具(※建物や木や動物や人などのミニチュアのおもちゃや、石、貝殻、ビー玉、怪獣など)を使用して、箱の中へ自由に”何か”を作っていきます。カウンセラーはそれを見守ります。
箱庭を作ることで患者は自己表現療法となり、カウンセラーは仕上がった箱庭を見てそのメッセージを読み取ったり、箱庭の変化の様子を見たりと患者の内的世界を知る手がかりにできます。
患者は部屋の中にある道具を見て、自分の今の心理世界を表すのに当てはまるものを選んでいきます。
表面と内面の落差を示す例として貝殻を置き、草の葉で飾る、その上に花を並べるというとき、始めの貝殻は死や無気力を示し、その上の花は、華やかな外見の姿を表しています。
こんな箱庭療法は何回か繰り返し行われて、時間をかけてその回復を促していきます。
私もこの治療法を行いましたが、どうしても内に籠ろうとしてしまう気持ちを外へ吐き出すひとつの足がかりとなりました。
Posted on 2009 under うつとは, 様々なうつ病 |
24
5月
うつ病はいくつかに分類されます。アメリカの操作的診断基準DSMに基づいて、その症状自体の重症度から分類される方法と、うつ病を心理的に引き起こす原因が定まるものと定まらないもので分類する方法があります。その他に、うつ病の長期経過に基づく方法があります。うつ病の長期経過による分類としては「躁うつ病」「反復うつ病」「単一エピソードうつ病」というものがあります。
それぞれ説明すると、まず躁うつ病とは、気分が塞込むうつ状態と気分が異常に高揚する躁状態が繰り返し起こることです。別名で「双極性障害」または「双極性感情障害」とも呼ばれ、その生涯における病気の発生率はうつ病自体の発生率の6%〜15%に比べて0.2%~1.6%とされます。そのパーセンテージからみても決して珍しい疾患ではありません。完全に治すことはとても難しく、症状の再発を繰り返すことが多いといわれます。そのため薬物投与による予防を生涯にわたって必要なことが多いようです。
次に反復うつ病とは、うつ病が治ったと思っても繰り返し発症する場合をいいます。最後に単一エピソードうつ病とは再発しないうつ病です。