音楽で治す

音楽を聴くと心が動きますよね。
うつ病の治療として楽器を演奏したり、音楽を聴いたりする音楽療法があります。
音楽は古くから治療法として用いられていました。それを示すものとして、旧約聖書「サムエル記」には、うつ病のサウルをダビデが竪琴で治したと記されています。
ただし、医療行為としては正式に認められていません。音楽の社会的・生理的・心理的効果を応用して心と身体の健康を整えるという医療行為ととらえる立場もあれば、補完医療、または代替医療とする立場もあります。
音楽療法の現在は、高齢者ケアや引きこもり児童のケアに用いられています。日本音楽療法学認定の音楽療法士という資格もあります。

【音楽療法は立証済みの補完療法であり、多くの病状や問題に効果を上げている。治療力はなく、いくつかの補完療法のように、重大疾患の治療法として勧められることもない。しかし、優れた補完医療法の例にもれず、幸福感や生活の質を高め、症状を軽減し、初期治療やリハビリテーションの効果を高めてくれる】
バリー・キャシレス ※代替医療ガイドブック(春秋社p402)

抗うつ薬とは?

「抗うつ薬」
よく耳にはするが、抗うつ薬とは何でしょうか。
抗うつ薬とは、うつ病の症状を和らげることを目的として使用される薬です。他にも用途は様々で、睡眠障害や慢性疼痛に使用されたり、パニック障害や強迫性障害、摂食障害にも使用されます。
セトロニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどの神経伝達物質に作用することが、抗うつ薬が有効だとされている理由です。
しかし抗うつ薬は効果もありますが、副作用もあります。抗うつ薬を飲用する際は副作用に気をつけなければいけません。
その例として抗コリン作用がある三環系抗うつ薬や四環系抗うつ薬は、便秘や排尿の困難、口の渇きや目が霞む副作用が起こることがあります。また眠気、体重が増えるなどが抗ヒスタミン作用により起きたり、めまいや低血圧がアドレナリンα受容体遮断作用より起こることがあります。これらの副作用が比較的少ないものが新薬であるSSRIやSNRIですが、吐き気や性欲減退などの副作用が報告されています。